よるすべての追尾物標に対する影響を模擬表示できなければならない。この模擬表示は、はね返りスイッチ又はファンクション・キーのいずれかを押すことによって表示面上において明瞭に識別される状態で開始しなければならない。

3．8　確度

3．8．1　ARPAは付録2に定義する4種類のシナリオについて3．8．2及び3．8．3に示す確度を下回るものであってはならない。付録3に規定するセンサー誤差のもとで、これらのシナリオの値は±10度の横揺れの環境条件において、最良なものとして得られうる手動プロットの性能に関するものである。

3．8．2　ARPAは、1の物標の相対運動の傾向を安定して追尾した後、1分以内に、下記の確度値（95パーセント確率値）を持って表さなければならない。

3．8．3　ARPAは、1の物標の運動を安定して追尾した後、3分以内に下記の確度値（95パーセント確率値）を持って表さなければならない。

3．8．4　1つの追尾物標又は自船が操船を完了した場合に、ARPAは3．4．7、3．6、3．8．2及び3．8．3に従い1分以内にその物標の運動傾向を表示しなければならず、また、3分以内に物標の予測運動を表示しなければならない。

3．8．5　付録2の複数のシナリオに対して、ARPAは自船の運動が最も好都

前ページ　　　目次へ　　　次ページ